日本から一番近いヨーロッパ、極東ロシアにオペラ・バレエの専用劇場が完成

学生時代にウラジオストックにロシア語の短期留学をした事があったんです。
今のようにネットで調べる事も出来なかったし、バレエ見られるかなーって期待して出かけたら、
モスクワとかじゃないと無理、と聞いて凄くショックでした。



単純にロシアならどこでも見られるって思ってたんですよね(^^;

ウラジオストックは、人口が60万人ほど。
日本でいうと鳥取県とか千葉の船橋ぐらいの人口です。

新しく出来た劇場は「国立沿海オペラ・バレエ劇場」で劇場には2ホールあり、収容人数は約2千人。
ロシア政府が日本円で120億円をかけてロシア極東に初めて建設したもので、5層の客席が設けられているほか、100人規模のフルオーケストラにも対応しています。

ちなみに東銀座に新しく出来た歌舞伎座の劇場の総工費が180億円、
新国立劇場は総工費700億円だそうで、、、
新国はお金を使ったわりにはオペラ座とかのように観光スポットとしてはいまいち、
そして継続的に人を呼べるようなシステムにもなっていない感じがしてます(^_^;)

劇場ですが、開館記念として、オペラ「エヴゲーニイ・オネーギン」が18日に行われ、
バレエ「白鳥の湖」の特別公演が行われる予定です。

バレエは団員31人のうち、なんと日本人が5人ほど入団したそうです。

芸術監督に選ばれたのは弱冠28歳で同劇場のアントン・ルブチェンコ氏、指揮者としての経験がある音楽畑の方のようです。

ロシアならどこでもバレエがさかんと勝手な思い込みをしてましたが、
地方にはサークル活動レベルぐらいしかないそうです。
だから団員の募集も世界に広く行われたようです。

フライト2時間ぐらいの場所で本格的なバレエが見られるのは見る側にとっても嬉しいし、
日本ではダンサーとして生計をたてるのが難しいダンサーにとっても、
近い場所で仕事が得られるチャンスという事で、
凄く朗報だなっと思ってニュースを読みました(^^)

交流が加速して、韓国旅行なみに安く行ければなおよしですねヾ(=^▽^=)ノ

英語「State Primorsky Opera and Ballet」
露語「 приморского театра оперы и балета」
https://www.facebook.com/PrimorskyOperaTheater?hc_location=stream



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