ハードなのは知っているのですが、ダイアナのVa

足が壊れそうなバリエーションレッスンを受けてきました。笑。

バリエーションクラスでは、
オーロラとかキトリとか白鳥のトロワのとかはよくみかけるのですが、
ダイアナは見た事がない。

だって、これ↓難しいですよね！！😂

そんなバリエーションクラスがあるとチャコットの渋谷店のカルチャースタジオに掲示が出ました。

教えてくださる先生は、なんとバレエ界のレジェンド、大御所の先生。
その魅力✨もあって申し込みをしました。

で、事前準備として時々映像を見てはくらくら。
見てイメージするだけで息がとまりそうな難しさ😱😱😱

いつもレッスン一緒になる何人かに「一緒に出よ～～」と声をかけたんですけど、
ほぼ全員に「難しすぎ無理！！」って断られました。

だよね・・・（；￣ェ￣）

難しいけど先生はいいし何かひとつでも為になればいいなと行きました。

バーとポアントの足慣らしで一時間。

ポアントの足慣らしのセンターで、
パッセでどんどん前に進むというのをやったのですが、
後ろに下がるのは、
腰がひけてもお尻が後ろに出ててもなんとなく出来るけど、
前に進み続けるのはその状態では無理で、
最初の数回は勢いでいけてもそれ以上は無理で、
全然前に乗れてない、腰ひきまくりだなと改めて認識しました。

さて、バリエーションが始まる前に先生が一言。

「ほんとにこれやるの？やりたいの？」

「やめた方がいいんじゃない💨💨💨」

「これほんと難しいわよ😱」

間違って流れたスワニルダの曲の直後、
「こっちの方があなたたちにはいいわよ」
と。

ですよね、ですよね（；￣ェ￣）

とりあえず振りうつしから。

振りをやる時にたくさん人がいるって凄くよくて、
皆がそれぞれ覚えてる所を盗み見しながらつなげていくと、
一人で覚えきるより遥かに楽に覚えていけました(^.^)

何人かいた若いコ達がちゃきちゃき覚えてくのを横目で見ながら記憶。

アチチュードターンの前に先生が、
色々な人がいるけど、
私ならここは足を後ろに入れてから入る、
そうする事で軸が安定して周りやすいから、
と見せてくれて、
その通りやってみたらほんと安定してまわれてビックリ。

長年の経験からくるこうした方が踊りやすいという説明は凄く為になるし、
こんなの絶対無理と思ってたとこが、
そのアドバイスでやりやすくなったりでした。

以前の発表会リハの時に、
バランセで前に進まないと先生に言ったら、
横向いてる時間が短過ぎるから、
と言われて、
じゃあとながーーめに横を向いたら、
想定以上に進み過ぎて鏡に激突しそうになりました。
たった一言がマジックになる事があります。

で、
一時間でなんとか振りを覚えて通すところまでいきつきました。

「暴れてるわよ😑😑😑」って言われましたけど。。

ポアントで立ってばかりで足がガクガクになります(´･Д･)」

先生が、
「始まるまではなんでこれなのよと絶望的な気分でここにきたのよ」
「でもまあなんとかなったわね😅」

とおっしゃったように、
形はどうあれなんとかなったなぁというあたたかい空気がクラスにながれ、
微笑ましい感じで終了しました。

一時間で皆をそこまで引っ張りあげてくださった先生が素敵でした。

チャコットの先生の方々が、
「大先生に素人の大人がなんてとんでもないリクエスト出してるの💨😱」
という感じだったようです。

そうなのです。
これ生徒さんが「チエ先生からダイアナ習いたい！！！！」とだされた強いリクエストからだったのですね。

そのリクエストが出された時に丁度近くにいまして、
ひょえ～～っと思ったのと同時に応援していました。

こんな無謀なリクエストが出てこなければ、
絶対に経験出来なかったし、
先生に超難しいVaを習えて凄く楽しかったです。

最近、遠慮して何かをやりたいといわないと限りなく人生が狭くなるなーと感じています。

このダイアナのVaはエスメラルダの踊りの中の一つです。

レッスンのDVD映像などもあります！
予習にも復習にもなりそうですね。

マラーホフのヴァリエーション・レッスン「眠れる森の美女」「パリの炎」「エスメラルダ」ほか【DVD】
「ディアナとアクティオン」ディアナのヴァリエーション…リーザ・ブロイカー