色んなダンス、個人を観るか、全体を観るか

気がつけば発表会の本番が真近になってきました。
二度寝して寝坊した朝が照明あわせの日、、、がーーーん(´Д`)


寝起きで朦朧としながら急いで服を着たら、
上下黒と葬式スタイルが完成。

駅まで1kmぐらいの道のりを準備運動を兼ねて猛ダッシュ、
三越前駅のホームにて、
新人サラリーマンな感じのフレッシュな男女20人ぐらいが、
駅のベンチに座ったり立ったりで幕ノ内弁当を食べていて、
まだ夢の中かと不安になりました、、、(; ̄ー ̄A

何か新しいタイプの新人研修でしょうか、
一番初めに勤めた会社の営業が部長命令で早朝マラソン修行?してたのを思い出しました(;-ω-)ゞ


さて、スタジオは照明あわせという事で、いつもと違う空気が流れていました。

ゲスト作品の振付の先生方もいらっしゃてて、
もう10年ぐらい前にお世話になった先生がいらしてて、
覚えてくれていてビックリでした( ´艸`)
大人とはいえこうやってずっと昔に習った先生に会うと子供になった気分です。

落ち着くどころか余計に緊張、、、色々忘れてしまいましたσ^_^;


終わればもう完全にふぬけの観客モードです(^.^)

で、いつもとは違って、
ゲストの方々の踊りも見られました(=´∀`)

これぞまさに飽きる事のない、というか、
口をあけて見てしまうほど見とれました。

クラッシックの作品は、
映像で見たものや過去に舞台で観たものを思いだしつつ頭の中で色々考えてしまうのですが、
モダンやコンテは頭をからっぽにして何も考えず無心で楽しめます。

今回はスタイルが違うコンテが2つ。
超簡単に纏めると重たいのと軽やかな明るいもの。

身体の使い方が凄く上手くて、
全身こうやって使えたら気持ちがいいだろうな素敵だなぁと、
隅に座って見ながら思いました。

全員のレベルが同じくらい高くて、
どこの部分を切り取っても全体を見ても楽しい。
誰かを見るというより全体で作品として纏まっていてそして空気が流れるような動きがある。
そういう風に作品が作られているのかな。

最近読んでいる熊川哲也さんの
の中で、

イギリスでは観客は作品全体を観るけど、
日本人はダンサー個人を観る傾向があって、
作品の出来栄え云々より個々のダンサーを目で追う

と書いてあって、
確かにと思ったのですが、
隅に座って見ながらコンテは個人を観るより全体をでみる方が楽しいなと思いました。

しかも手がとどきそうなほどに近い距離、
あーこんな風に踊れたらいいな~素敵だな~と思いつつ、
時間があっという間に過ぎました。

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