ロシアバレエのガラコンサート

キエフバレエソリストの田北さんがプロデュースされているロシアバレエのガラを観に行ってきました。



ボリショイやキーロフのプリンシパルが出演と、
なかなか豪華メンバーでした。


まず第一部、
ボリショイのプリンシパルのマリア・アラシュが白鳥の湖の黒鳥で登場。
足先がとても綺麗。
2階席までそのエネルギーは伝わってこない所が少し残念でしたが、
オペラグラスで覗いた目力がすごかった。
あの目で見られたら誘惑される、
むしろ、踊りに力を入れなくても目力だけで王子なんていちころよ、と、見えなくもない。

王子も同じくボリショイプリンシパルのアレクサンドル・ヴォルチコフでした。
残念ながら今回は記憶に残る感じではなく、、、
客席結構すいてたからスイッチ入らないのかしら(^^;

バヤデルカのガムザッティとソロルのグラン
キエフバレエのソリスト、入団して2年ほどの若々しいダンサー、オレーサ・シャイタノワとワシントンバレエプリンシパルのブルックリン・マック。

オレーサの出てきた瞬間から華がありつつもある清潔感のある美しさとそのみずみずしさと丁寧な動きに心が奪われました。
後半のイタリアンフェッテは今回初めてイタリアンフェッテというパを見たと思うほど綺麗でした。
時々プリマなどの貫禄とは違う若さからくるものが見えてくるのですが、それがまた可愛らしい感じでした。
そしてワシントンバレエのプリンシパルのブルックリン・マック、期待していたのですが、、、丁寧さというか細やかな繊細さが感じられなく荒々しい感じに見えてしまった。
拍手が出てましたが、どうなんでしょう。
もっと頑張って欲しいという意味で応援をこめての拍手なのか、
私も応援してみたものの、日本の観客がなめられないかと微妙な感じがしました。


そして、カルメン
田北さん、アレクサンドル・ザイツェフ、イーゴリコルプ
のメンバー。

カルメンはyoutube以外、生で見るのは初めて。
田北さんは手足が長くラインが綺麗。
若いバレエダンサーの技術と身体能力の高さに目を奪われますが、
役作り役柄を表現出来て気持ちが引き込まれるのは、
やはりある程度の経験を積んだダンサー。
舞台のセットがなくとも背景が見えてくるのが一流とイーゴリコルプを見ながら思いました。

2幕は同メンバーで、
バヤデルカ、ロミジュリ、愛の伝説、ドンキホーテなど楽しませてもらいました。

最後のカーテンコールは東北地方太平洋沖地震の復興応援歌である花は咲くの音楽をながして、
ダンサーがガーベラの花を持ち、
観客席に降りて花を渡していくとうパフォーマンス。

この歌すごくいい歌で好きです(^^



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