自力で筋肉を緩める事を学ぶセミナーに参加

バレエを踊るには柔軟性が大切。

どうやって筋肉や筋膜を緩めていますか?
ストレッチでしょうか?

筋肉がぎゅっと固まってる、それ体に悪いよ、もっと緩めなさい
普段のレッスンでよくそう言われています。

ストレッチをしているけど、どうにも成果がでません。

どうしたらこのカチカチを緩められるのか!?

と色々探していて「さとう式リンパケア」というのを見つけました。

これは歯科医師の佐藤青児先生が顎関節症の治療にたずさわるうちにできたメソッドです。

まずは全国で行われている無料の説明会。
クラスは20名近くいて、年配の方々が多く、みなさん熱心に健康や美容の事を考えていました。

みなさんの熱いエネルギーを受けてもっと深く勉強してみよ♪と、有料講習会にも参加してきました。

有料セミナーでは資格色々保持している勉強家のプロのセラピストさんなどもいて、興味関心レベルではなく仕事でプラスになるよう新しい事を習得したいという思いで参加されていました。

方法ですが、ざっくりいうと、微弱に振って筋肉を緩めていきます。
例えば、ぎゅっと搾り上げたタオルをふるふるゆらゆら振ってほぐすようなイメージです。

指圧マッサージなどとは全然異なります。

捻じれている筋膜、縮んでいる筋膜は力をかけてほぐそうとすると傷がついてしまうので、弱い力で振って空気をいれるようにほぐしていきます。

これ習得してよかったなと思ったのが、寝たきりの祖母の顔周りがマッサージ出来て喋りやすそうになった事です。
触るぐらいな微弱な力で緩める事が出来るので、顎関節のあたりをそっと撫でたり耳たぶを少しゆらすぐらいで成果が感じられます。

このさとう式ですが、良いものはどんどん取り入れましょ~というオープンスタンスな感じで、鍼灸の人、マッサージ師、エステティシャン、アロマ、etcと色々な人が勉強に来て情報を交換しています。

さとう先生の著書に、
長生きしたければ、運動はやめなさい!」という著書があるのですが、
「先生はアンチ運動派だけど、それは考えがあっての事、でもスポーツ好きな人が多いのも現実ですよね、だからこそケアが大切なんです」
とありました。

「殆どの人が自分でじゃなくやってもらいたい人が多いんですよね」
自分でもなおしたい!という強い気持ちがないと自己治癒力もなかなかあがらないんです

と講師の方がおっしゃられていて、確かにお金だして受身でいる方が楽チンだよなとも思いました。

セルフケアを大切にするので人にやってもらうではなく自分で自分をしっかりケアする、
という事が重要なキーワードのひとつです。

ゆるっとやっても身体の緊張がとれて楽になるのをしっかり感じとれます。

関連の著書が色々出版されています。
こういう緩め方もあるのだなと学びになりまし、簡単に使えて結果がわかるワークもたくさんありますので一読の価値あります。
[Amazon] さとう式リンパケアの書籍

今回、自分の体を提供して勉強会をしたわけですが、
マッサージ台に仰向けになって静止した状態で色々チェックを受けました。

「この巻き肩は酷いですね」
「骨盤横にべちゃっと開いて広がってますね」
「肋骨が引っ張られて潰れてえぐれてますよ」
「胸の位置下に下がって垂れてきてますね」
「大腿緊張膜筋が横にぐっとはりだしてがちがちにかたまってます」
「大腰筋かたっっっ!!」

私のダメ具合を遠慮なくグサグサ指摘してもらいました。
オブラートのないわかりやすい指摘、粗さがしありがとう、酷さに笑えました( ̄▽ ̄*)

で、まあ、やってみて気が付いたのですけれど、これって対処療法なんですよね。
もっと原因から考えると普段の身体の使い方が重要なのでした😛

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