引っ越しに向けて部屋の中の雑誌類を整理していたら、
DANZAの中に現ボリショイプリマのエフゲーニャ・オブラスツォーワへのインタビューを発見。最も大好きなダンサーの一人ですが、
あの可憐な可愛らしさの下に凄い努力があったのでした。
引用しまーす(^^〃)↓
「レニングラード国立バレエの団員だった両親の意向で、4歳から体操教室に通わされた。
が、
「柔軟体操が痛かったから」体操は嫌いだったという。
ワガノワ・バレエ・アカデミーに入学したのも、母親の薦め。
「入学しても、やる気はなく、怠惰でしたね」
その結果、一学年終了後の成績は、「3」(5段階評価)。
見かねた母親は、レニングラード国立バレエの教師ニコライ・タグノフに個人レッスンを依頼する。
「指導を受け初めて1年後には、私はすっかり変わっていました。
やる気が出て、努力家になりました」
ダグノフは、一時、ルジマトフも師事していた名教師。
プロの男性ダンサーへの指導力には定評がある。
「小さい子供にとっても、プロフェッショナルな先生です。
基礎を体得させる能力は素晴らしいと思いますよ。
とても厳しい先生でした。
レッスンには筆記用具も持ってこさせ、先生の注意などを書き留めるように言われました。
そのノートを何度も読み返しました」
卒業するまで毎日、アカデミーの授業が終わってから、ミハイロフスキー劇場(レニングラード国立バレエの本拠)に通い、
タグノフのレッスンを受けた。
夏休みも早く起き、8時から10時まで練習した。
「タグノフ先生と出会わなかったら今の私はありません」
オブラスツォーワはいつもはじける笑顔と音楽性の高い踊りで私を魅了してくれますが、
やっぱりその下にはたくさんの努力がありました。