クリスマスイブに新国立劇場のシンデレラ

24日に新国立劇場のシンデレラを観に行ってきました。

クリスマス🎅前日、観客も盛り上っていた感がありました💖

シンデレラの登場から、仙女、四季の精までどんどん盛り上がりが加速していき、
1幕の終わり全体の美しさと舞台のキラキラ感の眩さにウルウルときました。

どんどん物語の中に引き込まれていって、
その世界観に浸かって全幕ならではの楽しさを堪能しました。

普段はガラ公演を観に行く事が殆どなのですが、
久しぶりに観た全幕はテーマパークにきたように夢の世界に自分をおくような楽しさがある事を発見。

アシュトン版のシンデレラは振りが難しそうで、
ネオクラシカルな少し変わった動きのところ、
プロはそんな事なんともないように余裕の表情で踊ってて凄いな~と溜め息。

24日の配役はこんな感じ(劇場にあった配役表は撮り忘れましたのでプログラムから) 。



この日は、柴山紗帆さんがシンデレラの日でした💛
若さと元気溌剌感ありフレッシュな感じで、はじめから華やかなオーラがたくさん出ていて、踊りも丁寧で見ていて安心。

ネットにあったインタビューに
「先生からも「ちょっと不幸すぎる」と言われてしまって(笑)。シンデレラ役の先輩から、アシュトン版では、もう少しポジティブで前向きに頑張る感じだと聞き、それを心がけています。」
とあって、なるほど~と納得。

私の思い描くシンデレラ像(ちょっと不幸な感じ)ではなかったのですが、アシュトン版ののそれしっかり出ていたと思います。

お姉さん達はコミカルで憎めない感じで、全体を通して暗いところがなくクリスマスのシンデレラにはぴったりなものかもしれません。


渡邊峻郁さんの王子。
期待どおり素敵な王子様でした💙
峻郁さんのジャンプってほんと綺麗なのですよね。
ふわ~っと高く飛び上がって吸い込まれるような柔らかな着地。
時々レッスンでお見掛けするのですが、爽やかで素敵でほんと王子ぴったりなのです。
しかも、テクニックも安定、ピルエット6回余裕の着地とか。
繊細さと優しさとダイナミクスさがミックスされ、キラキラ感ありつつ気品ある王子でした。
ヨーロッパで経験を積んできてサポートが上手と先生から聞いておりました、噂に聞いた通りパートナーへの気配りがとっても繊細。


木村優里さんの仙女💖
この世のものとは思えない美しさと華やかさとキラキラ感を纏って登場。
あまりの美しさにトロトロに溶けてしまいました。
シンデレラで見てみたかったと思いつつ、仙女が雰囲気とぴたりとはまりこれを木村さんで観られたのは嬉しかった。

6月のジゼルに渡邊さんと共にキャストされておりますが、このお二人のジゼル、絶対いいと思います😍

他の妖精役の方々もみなさんとても綺麗でした。
どのシーンも飽きる事なく楽しませてもらい時間があっという間でした。


会場の雰囲気などもクリスマス気分を盛り上げていて、
そのあたりも撮りたかったのですが、
お願いされていた事をやりとげる必要がありお昼ぐらいから終わりまで慌ただしい1日でした。


終演後は握手会がありしっかり参加(^m^)
峻郁さんおばあちゃんがナイスで笑いもおこり楽しいひとときでした♪


峻郁さんが出演しているDVDがあります。
元パリ・オペラ座のエトワールであるカデル・ベラルビが芸術監督を務めるフランスのバレエ・ドゥ・キャピトル(キャピトル・トゥルーズ・バレエ団)時代のです。

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↑主役です
アダン:バレエ 海賊(トゥールーズ・キャピトル劇場2013)[Blu-ray]
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↑スルタン役です

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☆☆☆

休憩中に先生にご挨拶して少しお話を♪
普段は全体が見渡せる一番後ろの席に座っていて、
上手、下手、動き回って粗探しをするのが仕事で楽しんで鑑賞するというようにはならないそうで、
友達がステージ近くに座っていて、
「そんな前にいたら粗が見え過ぎちゃって、胃が痛くなるわ!!」
と。
私は前の席ってストーリー以外のいろんなドラマが見られてそんな所までも楽しくて好きな所なのですけどね♪

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