バヤデールのヴァリエーションレッスンを男性の先生で

男性の先生でヴァリエーションレッスンを受けた事はありますか?

今回受けたヴァリエーションレッスンは男性の先生でバヤデールの3幕の第3Vaでした。


過去には海外のバレエ団で活躍され、国際コンクールの審査員なども務められている有名スクールの先生です。

国際コンクールで入賞するような生徒も教室から出しており、
こういう著名な先生のクラスを気軽にオープンレッスンで受けられる、
東京のそういう所がほんと好きです💖

厳格な方をイメージしてましたが、
実際には明るく教えは超ハイテンションな先生でした。
女性の先生とはまた全然異なる魅力がたっぷり新しい発見があります。

「1時間半でVaってなんか3分クッキングみたい」
「こんな適当にVaやっていいのー(笑)?
なんか平野レミの料理番組みたいだよね、
適当、適当、食べればみんなおんなじ!みたいな(笑)」

平野レミさんの愉快な料理番組知らない方こちらからまとめ↓どうぞ♪
http://matome.naver.jp/odai/2141343747480974201


そして、
「自分の所のスクールだと出の部分のダメだしだけで1週間は使うけど」
と。

確かに、音とその振りを覚える事すら怪しい状態で、
そこから先にという時間ではないですよね。

人差し指に力が入って指をピンと立てて使っている場合、
指の意識は人差し指以外にするとよいそうです。

レッスン中に先生が若くして引退された時の理由を話されました。

「自分に自分がもう無理だというラインをひいてしまったからで、
だからこそ自分で自分に出来ないというラインをひかない、簡単に諦めない、
諦めずにずっと続ける事それが大切なんだという事を伝えたい」
とおっしゃってました。

だから、このvaが今すぐ出来なかったとしても、
諦めないでやり続けることが大切、
他人と比較しない、以前の自分と比較する事と。

教えで印象的だったのが、、
憶え方は人によって違って2通りあるそうです。

1)頭で考えて憶えるタイプの人、その人は僕の言葉を聞いて憶えてください。
2)頭で考えるのが苦手なタイプの人。その人は考えようとしないで、ひたすら僕の動きを模倣する、徹底的に真似ようとしてください。

とにかくひたすら喋りながら動き続けるという、
パワフルさとエネルギッシュさ(*゚Д゚艸) 凄ッ

「踊りは全体のコーディネーションが大切」

出来ない事は何度も見て真似て覚える!と、
足先から頭の動きまで一つ一つ丁寧に何度もその説明とお見本を見せてくれました。

バーの時には「全体のコーディネーション」について特に注意が入りました。

「はい、上半身ついてない、もう一度初めから同じ事やり直し」
と、何度かそういう状況になりました。

で、ずっと喋り動き続け踊り続けるという状態が続き、
「女性じゃなくて良かった、このVa休みポイントなくてつらい」
「Vaレッスンとしては2度と教えません、皆さんが最後です!」
と、いっぱい目の保養になりました(^^)

部分だけに集中しないで全体を考える事って難しいなって感じました。
部分に集中する方が脳には範囲が狭まって楽なのかもしれません。

一生懸命やってる気になって満足しまうのかな(-ω-;)
っていつもそう注意されてます。苦笑。

最後に表現のお話。

「足先はフレックスか伸ばすぐらいしか表現が出来ません」

腕や上半身は関節がいくつもあって色々な表現が出来る所、
大人からだとターンアウトして足を使って云々というのは大変だけれど、
上半身は誰でも努力すれば磨く事が出来る所です、
と最後におっしゃられていました。

みなさんはどのように上半身づくりをしてますか?

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