前回の続きです。
ワークショップの一番最後は自分の内臓を感じるという事でした。
普段筋肉や皮膚を感じる事はあっても、内臓を意識する事はあまりないのかなと思います。
それを感じる時間でした。
骸骨を見せてくれて、この骨以外は空間であり、この中には液体があり臓器があるという事を目でわからせてくれます。
骨は固まっていますが、中にある臓器はその中を自由に動きまわるような感じなのだそうです。
バランスが悪ければ臓器の位置に偏りがあったりします。
よくショルダーの鞄を交互にかえてもった方が身体のバランスにはいいといわれますよね。
実は身体の内側で目に見えない部分でも臓器が動き勝手に偏りなどが起こっているようです。
喉から肛門まで体のつながりがわかるようにと、
犬のポーズで舌をだして息をはききるという事を何度かやりました。
先生が「はっはっはっはっはっはっ」とやってるのがとても印象的でした。
そして息をはききった瞬間に喉から肛門まで体がきゅっとつながる感じです。
身体がつながっているのが横からみえて面白かったです。
先生があぐらをかいて座り臓器を前側に脱力させていくとその重さで前にすっと倒れます。
その臓器を骨盤にのせるようにすると今度は体が起き上がります。
臓器が前にいって身体が前に倒れる、戻すと戻せるというのが目によく見えました。
重力を使えばこういう倒し方戻し方はしませんよね?
と力を使った前屈を見せてくれて、あぁなるほどと思いました。
自分でやってみると確かに重力で前にころんといき、
その臓器を後ろ側に戻すとすっと体が起き上がります。
若干力は使いますが、それでも、重力を使うとこんな気持ちよく倒れられるんだと実感しました。
あとは仰向けになってパートナーと組んで脱力を感じる時間です。
パートナーに背中の下に手を入れてもらい手にゆだねるようにどんどんお腹まわりを脱力していきます。
抜けたという感じまでは辿りつきませんが、
相手のパートナーの力がすっとぬけて手のひらの上に臓器が落ちてくる感じがわかったのは凄く面白かったです(^^〃)
重力にまかせて動きを作っていけるともっと楽に解放された感じで動けるのかもしれません。
ロルフィングについて
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