フランスのトゥールズバレエ団、ベラルビ監督の海賊

最近、フランスのトゥールズバレエ団の海賊をDVDで見ました。
カデール・ベラルビ監督『海賊』 振付・演出です。


2008年に舞踊監督に就任したカデール・ベラルビは、元パリ・オペラ座バレエ団のエトワールで、エトワール在任中から振付家としても活躍していました。


よく見る海賊とはまた異なる楽しさもありましたのでオススメとして共有です♪


主にメインとなる役柄は、
海賊、奴隷女性、君主スルタン、スルタンのお気に入りの愛人です。


1幕

君主スルタンが商人から美しい奴隷の女性を3人買い、
その場に居合わせた海賊が1人の奴隷女性を見てあまりの美しさに一目惚れをします。


君主スルタンのお気に入りの愛人が彼女の美貌を見てあ～やばいと感じて、
その奴隷女性と男性が扮した女性に取り替えます。


スルタンがその変装した奴隷女性を連れ去った後、
海賊とその奴隷女性は恋に落ちます。

そこにスルタンが激怒して戻ってきて、
彼女を連れていきます。

スルタンの目力がすごい。

2幕

宮殿では、お祝いの席が設けられます。
スルタンが嫌がるその奴隷女性を強引に押し倒すシーンなどなかなかの迫力です。

お気に入りの愛人はハーレムから彼女を追い出す為、
彼女が浮気をするような策略を展開していきます。


続きは、DVDで♪


さて、私がこのDVDを観たきっかけですが、
2016年シーズンより、新国立にソリストとして入団された、渡邊峻郁さんがスルタンとして踊られているからです。

おしまれながら同団を引退されたそうです。

このDVDを貸してくれた友人がいれてくれたパンフレットを見ると（舞台をみたそう♪）、
彼が海賊を踊っていた日もありました。
そちらも見てみたかったです。


いまの渡邊さんは可憐な日本人女性ダンサーに合わせるように、
体型を変えるように努力されている話を聞いていました。

なので最近のとはまず足の形が違います。

この時代のマッチョな感じはそれはそれで色気、セクシーがありとっても素敵でした♪

このDVDでも先日シンデレラのパドドゥで見たのと同じように女性ダンサーへのサポートがとても丁寧で優しさが見えます。

本場フランス人の中にいても踊りも演技もそして足のセクシーさもと楽しい映像でした。

Blu-rayの映像もとても綺麗で借りて3回ぐらい見ちゃった（^-^）


新国立で渡邊さんの舞台を見て気に入られた方、
このDVDを見るとまた違った峻郁さんを楽しめると思います♪


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『海賊』 ベラルビ振付、トゥールーズ・キャピトール・バレエ、ガルスティアン、Ｍ．グティエレス、他(２０１３)