パリのシャンゼリゼ劇場 「21世紀のエトワール」

久し振りのパリでバレエを見てきました。

いつもはオペラ座のチケットをとるのですが、 SOLD(Sale)とオペラ座のバレエのどちらを優先するか悩んで、SOLDを優先したのですが、
それでもどこかでバレエを見たいな~と探してシャンゼリゼ劇場の公演をみつけて観にいきました♪



シャンゼリゼ劇場は、エッフェル塔がちょうどよく綺麗に見えるアルママルソーという橋の近くにあり、
主にクラッシックのコンサートが多く行われている劇場で、年に数回ぐらいはバレエもやっています。

今回購入したチケットは「21世紀のエトワール達」というガラコンサートです。

ベルリンバレエ団以外は、オスロ、ハンガリー、チビリシ、カナダ、トゥールーズなど、
普段日本では目にする事の少ない各国のバレエダンサーが集められていてました。

初のシャンゼリゼ劇場でチケットがきちんと購入できて見られるかが不安だったので、
とりあえず、下から2番目の安い席を購入したら右の1/3が見切れていました(苦笑)
チケットはネットで決済をし劇場受け取りにしたのですが、
劇場を入ってすぐ左手にチケット受け渡しのカウンターにずらりとスタッフが並んでおり、
ネットから印刷しておいた受付番号を渡すと手馴れた手順ですぐにチケットを出してもらいました。
(ネット予約の方法はこちらにまとめてますので予定がある方は是非ご参考に☆)

劇場はこんな感じで、絢爛豪華なオペラ座とは違い街の小劇場的なアットホームな感じです。


席は、一番安い席だけは1/3ぐらい空席だったように見えましたが他はほぼ満席、男女も半々、
年齢層も偏りなくまんべんにいるといった感じです。

日本ではあまり名前の聞かないバレエ団のダンサーが寄せ集められた公演で、
日本だったらこのチケットはどのぐらい売れるのだろうかと思いながら、
見始めましたが、流石は各バレエ団のエトワールだけあって、スキルは高いです。

全員がクラッシック1曲とコンテを1曲ずつ、なかには3曲、
それぞれのスタイルを見られてとても楽しい時間でした。

グランフェッテなんかはただ32回転ではなく、
シングル、シングル、アラセゴン、トリプル、なんてのを32回続けてしまったりします。
たまに調子がいいとピルエットとかもサポートなしで5,6回まわったり、
観客がわーーっとわいていました。

グランパを踊ったカナディアンバレエのALYS SHHE(アリス・シー)、
彼女もまた素晴らしいテクニックで、グランパのパッセバランスもサポートなしで高い位置で、
たっぷりと6秒とまっていました。

全体の中ではベルリンチームが一番安定してたように思います。
初めてカラヴァッジョを見ましたが、流石ベルリンチーム、呼吸がぴたっとあっていて素敵でした。

実は、ABTからダニエルシムキンが出演予定だったのですが、何かあったようで代役となり、
開始の前にその発表があったときは、会場からどよめきと落胆の声がわーっと劇場に響きました。

シムキン見られなくて超残念でした(TT)
代役は身体重くてちょっと微妙な感じ・・・

今回のめっけもののダンサーは、トゥールズの「DAVIT GALSTYAN」
1曲目にLes Bourgeois、2曲目にブロンズを踊ったのですが、
最初の方の作品が凄くよかった。
エスプリの聞いた感じ、マイムも凄く上手でコケティッシュに踊ってみせて、皆を楽しませてくれました。
拍手のときに一番盛り上がっていたかな。
そんなんで2曲目のブロンズも期待したのですが、日本のくまさまと比較させて頂くとくまさんのが良いかな(苦笑)

女性はスタイル等よく綺麗な人が多かったのですが、
私の好き~~~な感じのタイプがいなくてちょっと残念でした。
脚の使い方も身体の出来上がり方もアームスも綺麗だし、バランスもしっかり、
何が足りないのかなと考えると、表現力とか音のとり方かなと思ってみたり。

劇場の写真などはあとでまとめてアップします☆

とりあえず、パリからシャンゼリゼ劇場の21世紀エトワール最終日のレポでした☆

明日からはSOLD参戦です♪

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