12/18日、上野文化会館へ東京バレエ団のカブキをみにいってきました。
バレエつながりのお友達から譲っていただいた席は、なんと最前列@@
日本のトップクラスのバレエ団ひとつ東京バレエ団の公演を最前列でみられるなんてと興奮してでかけてきました。
客席は9割ぐらい埋まっており、ほぼ満席でした。
年配のお客様が多くお着物を着られているような上品な方も多い客層でした。
カブキはベジャールの振付けた作品で、いまのバレエ界で教えをなさっている大先生方々が若かりし頃に踊られた時のTV映像で見た事があり、
ただその映像が凄く古くかすんでいたのもあり途中までしか見ておられず・・・、
作品としてはどうかなぁ~と思いながら出かけましたが、
結果は凄く面白かった!さすがベジャール!という結論に至りました。
長く愛されて上演され続けているだけある素敵な作品でした。
私が訪れた2日目の公演は新人デビュー公演で、配役は以下の通り。
大星由良之助:柄本弾
直義:森川茉央
塩冶判官:宮本祐宜
顔世御前:二階堂由依
力弥:吉田蓮
高師直:松下裕次
判内:氷室友
勘平:長瀬直義
おかる:佐伯知香
現代の勘平:井上良太
現代のおかる:河合眞里
石堂:杉山優一
薬師寺:梅澤紘貴
定九郎:小笠原亮
遊女:小出領子
与市兵衛:永田雄大
おかや:田中結子
お才:西村真由美
ヴァリエーション1:小笠原亮
ヴァリエーション2:長瀬直義
期待の大型新人の二階堂さん、日本人離れし外人ダンサーと比較してもきっと素晴らしいと思えるプロポーションの持ち主で、
舞台に出てくるだけで、周りの空気をさっと変えてしまいます。
役にもはまっていてとても見ごたえのある素敵なダンサーでした。
なるほどパリオペラ座の面々に期待をかけられているという噂も納得出来る美しさです。
彼女を見られたのが本日の一番の収穫でした。
柄本弾さん(22歳)は、一緒に見た友達が「ジャニーズのまつじゅんみたい(笑)」と言ってましたが、
バレエを始めたジャニーズ君っぽい感じで、甘い感じのマスクが印象的でした。
ソテした時の高さと綺麗さが印象的でした。
新人を見に行ったはずなのですが、、、
高橋竜太さんは見せ方とか音のとり方が抜群に上手いなーとか、
由良之助がクマ様だったらどうなるだろうかとか、
小出さんはやっぱりすごい明らかに他のダンサーとは違うなぁとか、 新人以外に目移りしたりあらぬ妄想ばかりしていました(^^;
内容は忠臣蔵と似ており日本人にはなじみやすいストーリーで、
和の衣装などもすごくきれいだし作品はすごく面白いと思うのですが、
カブキなのにダンサーがかぶいてない所がちょっと気になりました。
一生懸命顔を作ってますといった感じで、それぞれの思いで顔を作るから、表情がバラバラで見ててちょっと面白い。
それぞれが僕はこういうイメージなんだという顔をしています。
眼力もとぼしく、残念ながら色気もあまりないような・・・。
後半で、男性のダンサーが赤いふんどしを一枚つけてステージ前面に並んでポーズをとるという、
すっごいセクシーシーン?があるのですが、全身脱毛したのであろうつるんつるんボディで、
目の前で180度のぱかっと開脚は必死の形相、
あみだくじで外れをひいてしまってふんどし隊になってしまったというような表情に見えなくもなく(苦笑)
しかし、旦那以外のヌードを間近で見られたのはちょっと楽しかったり(^m^)
1人何役もこなすダンサーもいて舞台が近いせいもあり、舞台には忍者役もいるのかとか考えてしまう事も多々あり(苦笑)
ダンサーがすごく近いからそんな所まで見て楽しめる舞台でした。
次回は是非ベストキャストで見てみたいです♪