ジゼルの1幕で有名な「バロテ」を習う

ジゼルの1幕によく出てくるバロテ(ballotte)をレッスンで習いました。

「バロテ」が何であるかの説明をすると、
「前後にゆれる」という意味で、フランスでは「ジュテ・バトー(小船のようにゆれるジュテ)」といいます。

「バロテ」は、でっかいお尻が重くてあがらないので、
レッスンに出てくるといつも苦し紛れにえいやっと流して終わってしまいます。

今回のレッスンでは、
始めにゆっくりのテンポでまずトライして
続けて普通のテンポとパドブレなどとのコンビネーションを指定されました。


前半ゆっくりテンポの時に細かく注意がとびます。

・始めの5番ポジションから、顔の位置と体の向きが違う事
・飛び上がった後の体の向きと顔の向き
・最後の着地におりた時の顔、体の状態

先生の御見本をみると私のとは雲泥の差(--;

バロテは、上半身が波にゆれる小船のように、ゆらゆらと前後にゆれなければなりません。
右足前の5番から、両足でふみ切って飛び、
空中で両膝の4分の1くらい曲げ、両方の爪先を触れ合わせ、
次に右足を4番前に伸ばしながら、右足のドゥミ・プリエにおります。
ワガノワ派のバロテは、空中で両膝を伸ばした5番になります。
バレエ入門―バレリーナの手紙より

この本の中の説明写真がわかりやすいです。


という事で、私は省エネモードで上半身は変えず足だけ前後にふってました。
こんなに前後に振ったら、私のチープなバトーはあっという間に転覆そう。笑。

この本は絵もその中の解説も丁寧でわかりやすいバレエのパの入門書です。

なんとなくやるよりコマおくりの写真を意識するだけでイメージが作りやすくなりますよね。

レッスンでわからなかった事を理解するのに役立ちます♪
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RADクラスの中のバロテ


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