フランスのパリ・オペラ座の公演チケットを購入する為にネット経由で情報を登録して以来、
ちょこちょこ公演情報のメールが送られてくるようになりました。
フランス語なので正確な内容は把握出来ませんが、
最近のGoogle自動翻訳はかなり優秀なのでだいたいはわかります。
(より理解を深めたいときにはPROMTで仏⇒英と翻訳して英⇒日とします)
昨日うけとったメールは「AROP」からのもの。
内容は、5月22日にガルニエで行われる東京バレエ団のガラ公演「カブキ(ベジャール振付け)」のお知らせです。
カブキは、大半の日本国民が知る史実がもととなったバレエで、
毎年年末になると必ず放送され老若男女問わず長きにわたり愛され続ける究極の仇討ストーリー(どんな国民なんだ)、
「忠臣蔵」がベースとなった人気のバレエです。
日本人が日本の作品を振付けると、日本人ならわかるけど・・・という作品になるけれど、
外国人が魅力的だと感じるポイントをわかりやすく盛り込んで、
客観的に日本の伝統や文化を表現する作品を作れるので、
海外受けする作品になって輸出出来る商業作品になるのかな。
日本の文化、ふんどし隊など、レインボーの旗もとに集まる特定層に嬉しいシーンを盛り込むのもまた斬新。
AROPのサイトにてチケットを見てみたら、なんとS席で400ユーロ!!
高い!海外に行くとこんなにチケット高いのぉぉぉ!?と思ってよくよく調べたら、
AROPというのはオペラ座友の会で、そのガラコンサートは食事や飲み物などがつくチケットという事でした。
(AROPについてはここが参考になります⇒http://lisaoshima.exblog.jp/tags/AROP/)
海外の劇場で時々ドレスアップをしてドリンクや食事などを楽しんでいるセレブ達を見かける事がありますが、
なるほどそういうことなのかと納得しました。
一生に一度ぐらいそんなセレブ気分を味わい贅沢をしてみたいものです。
400ユーロぐらいでその夢を買えるなら出来るかも♪と思いましたが、
それをする事はパリでヴィトンを買いあさる若者と同次元になるのかどうかと悩みます。
日本で海外バレエ団来日公演のチケットを購入すると現地で見る金額の2倍ぐらいしますが、
(なので、最初に400ユーロを見た時に正規の値段と勘違い・・・)
一番高いS席でも75ユーロ、1ユーロ100円換算すると日本でみるより安く、
パリオペラ座バレエ団の公演を観に行くのと同金額で見られます。
カブキの公演自体は、5月18日から22日まで。
現時点でネズミがまぎれる隙もなく満席です。
5日間を全席満席にもっていける力があるからこの値段設定が可能なのかもしれませんね。
その近日の公演で、マノンやロミジュリの公演はまだチケットが余っているので、
そこから見ても、日本のカブキは凄く人気がある事がよくわかります。
東京バレエ団の団員はこの時期オペラ座の舞台の上で踊る事が出来るわけで素晴らしい事ですね。
でも踊る事が仕事なので、星付きレストランでフレンチを深夜まで楽しんだり、
ピエールエルメの前でどのマカロンを買うか、えぇい全部買っちゃえ、なんてことは出来ないんでしょうね。。。
最近パリ旅行のサイトでちょこちょこと旅行予約があがってきて収入が発生しています。
GWののかけこみ予約でしょうか。
いつものように大変ありがたく頂き次回の旅費の一部に充填させて頂きます。
ああぁぁぁパリにマカロン食べに行きたくなりましたーーー。