腕の位置について

先日、カルミナ・ブラーナの舞台を見ながら、
ダンサーの足先とか腕とかをじーっと見ていて、
腕は高いのだけど高くは見えない事が気になりました。

教わっている先生の一人が他の先生達に比べると、
腕を高くあげさせるので、
他の先生達のレッスンを受けると「腕が高い！」
としばし怒られるのですが、
高いと言われている腕の高さと彼らのは同じ高さに見えるなと思い、
その後色々と悶々と考えてみて、気が付いた事がありました。



私の場合腕を上げると肩があがるから結果高く見えるのかもしれないと。

肘をあげて腕を上げると肩がもりっとあがり、
腕を下げると当然肩が下がります。
肩を下げさせる為に腕を下げさせている気がしました。

一番初めに「高い！汚い！！」と激怒した大御所先生が、
レッスン後に丁寧に、
「そうじゃなくてこうよ、肩甲骨をこう動かさないと」
と、お手本を見せてくれたのですが、
あれが腕をあげて肘をあげて肩を下げる方法だったのかもしれないと、
今頃になって気が付きました。

正直な所、その時は目が点でした・・・。

バレエはほんと難しいですね。


あとは、言葉もかなぁ。。。

先日、先生がレッスン中に生徒さんに
「方向が違う！！！」と激をとばしていて、
おへその方向はあっている気がするのだけど・・・、
足の方向もあっている気がするし、、、
どこがどうずれているのかわからない、、、
と思ってじっと直すのをみていたのですが、
お腹が落ちて上体が倒れているのを直されていました。

それも方向かー、、、
ちょっとこの省略言葉の転換は無理だなーと思ってしまいました。
(ﾟAﾟ;)ｺﾞｸﾘ


以前に「頭が固い」と怒られた事がありましたが、
多分↑こういうことなのだろうと思います。