力ではなくバランス

先々週の情熱大陸で、小林由佳さんというフリークライマーが紹介されていました。

人工で造られた岩や壁をすいすいと登る女性クライマーで、7歳からクライミングを始め、13歳で日本一になったそうです。
海外での評価が特に高く、その素質は本場の人にも認められ、最近では国際試合にも積極的に出て活躍されているそうです。



現在は大学生の彼女ですが、筋肉隆々といったわけでもなく,
他の競技者と比較すると小柄で華奢な体つきにもかかわらず、
数十メートルの壁をすいすいと登っていく姿にはとても驚きました。

この競技は、壁にホールドという突起物が設置され、それに手や足をかけながら登っていきます。

「力を使っているように見えるんですけど、全身のバランスを使って登るんです」
という言葉が凄く印象に残りました。

突起に手をかけ足をかけ小さめの体ですいすいと難所を登っていく。
今にも落ちそうな状態に見えるけど、バランスを上手く利用して、途中で一呼吸おいていたりする。


全く違う形ではあるけれど、彼女のクライミングを見ていて、
こうやって自分のバランスの位置を瞬時に的確に見つけていく事が出来れば、
バレエの中のポジションにおいても、
キープ出来る時間はより長く、そしてもっと楽に動く事が出来るのだろうな、と思いました。

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