ベルリンのポリーナ・セミオノワのキトリ

先日の日曜日に東京バレエ団のドン・キホーテを見に行ってきました。

主役は憧れの「ポリーナ・セミオノワ」です。



Youtubeで彼女を初めて見て、手足が長く顔が小さく抜群のスタイルに一目惚れ、
いつか生の舞台を観に行きたい!と思い、ようやく念願かなって観に行く事が出来ました。

まず、彼女とても大きくてびっくりします。
身長は175センチ、体重は48キロだそうです(しかもそれでいてグラマ~、羨ましい)。

相手役のバジルのアンドレイ・ウヴァーロフも大きいから、
2人で踊ると東京バレエ団の団員達がちびっこにさえ見えました。

そして一人で真っっ黒!、楽しい夏休みを過ごされた様子。
日本のダンサーは日焼けとか凄く気をつかいそうですが、
外国人は、ヴァカンスはヴァカンスとして割り切っていそうですよね。

舞台ですが、凄く期待をして観に行ったのですが、
残念ながら鳥肌が立つほど衝撃的な感動をする所がなくちょっと物足りない感じでした。

一番最近見たNBAのオブラスツォーワのキトリと比較して、
彼女の方がずっと演技派で表現力がありキラキラして素敵だったなという印象です。
(彼女は私の最近のお気に入りダンサーで贔屓目もありますが)

ポリーナのキトリは手足は長いし一つ一つのポジションは美しく綺麗だけれど、
エネルギーが感じられないというか、与えられた振りをこなしているだけのように見えました。
今回が初めてのドンキの全幕出演だからという事もあると思いますので、
とにかくスタイル抜群で文句なしの彼女の今後に期待するばかりですね。

内容に関していえば、
今回の東京バレエ団のワシリーエフ版より先日のNBAのヴィハレフ版の方が良かったかな。
衣装や装置等も全体的にちょっぴり地味な感じでした。

数年後にまた観に行ってみようかなと思っています。

その頃には、もっともっと素敵なダンサーになっている事に期待してます!

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